脱毛サロンとクリニックの違いを比較。特徴とメリット・デメリットを解説

脱毛をしたいと思って、脱毛できるところを探すと「サロン（エステサロン）」と「クリニック」というのが出てきてどっちが良いんだろう？と迷う人も多いと思います。

「サロン」と「クリニック」の違いは何があるのでしょうか？

サロンとクリニックの違いと、選び方を解説します。

脱毛エステサロンとクリニックの違い

脱毛エステサロンで受けられる脱毛は、美容脱毛と呼ばれる光脱毛です。

光脱毛は、光の力を利用して毛母細胞を破壊して除毛・減毛を目的に皮膚に負担を与えず毛の幹細胞を破壊しない範囲で脱毛を行います。

幹細胞を破壊しないので時間が経てばまた毛が生えてくるので、エステサロンでできる脱毛は一時的な減耗ということになります。

一方、脱毛クリニックで受けられる脱毛は医療脱毛で、医療機関のみが使用できる医療レーザー脱毛になります。

レーザー脱毛は、光脱毛よりも出力が強く毛根にダメージを与え、毛根細胞に栄養を送るバルジ領域という組織を破壊することができます。

バルジ領域を破壊することで毛の再生率を低くして永久脱毛をすることができます。

※永久脱毛の定義は「最終脱毛から1カ月後の毛の再生率が20％以下であること」

エステサロンの脱毛は、クリニックの医療レーザー脱毛に比べて効果は低いので約20回以上の照射が必要なことが多く2年から3年以上の期間で効果は出ますが、一時的な効果になります。

対してクリニックの医療レーザー脱毛は、1回あたりの効果が高く、個人差はありますが1年〜2年程度で脱毛が完了します。

エステサロンの脱毛は1回あたりの費用が安く、クリニックはやや高めになっています。

また、エステサロンではお得なキャンペーンなどを行っていて初めてでも試しやすい価格になっていることが多いです。

そのため、脱毛費用はエステサロンのほうが安い感じがします。

しかし、エステサロンは自分が満足いく状態までかなりの施術回数がかかることもあるため、総支払額で言うと同じくらいかクリニックの方が施術回数が少なく終えてお得になる場合もあります。

脱毛費用で選ぶ際は、総支払額でどちらがお得かよく考えるようにしましょう。

脱毛のリスクとして火傷や肌トラブルが起こる可能性があります。

もし、脱毛によるトラブルが起こったときに、エステサロンは医療機関ではないので対応できません。

対して、クリニックは医療機関であるため、万が一トラブルが起きた場合でも医師による診察・薬の処方ができます。こういったトラブルに対しての診察や薬の処方は無料で行っているクリニックも多いです。

安全面ではクリニックの方が安心できる環境であるといえます。

クリニックでの医療レーザー脱毛は、レーザーの出力が強いため大きな痛みも伴います。

効果は高いですが、痛みが強く耐えられないという人でエステサロンに乗り換える人もいるそうです。

それに比べて、エステサロンの脱毛は、出力が弱いため痛みも少ないのがメリットです。

痛みに弱い人はエステサロンの脱毛がおすすめです。

しかし、クリニックでの脱毛は麻酔の処方が可能なので、痛みに弱人でも麻酔を利用することで痛みを抑えることができます。

エステサロンは、医療機関ではないため麻酔の処方ができません。

麻酔の費用はかかりますが、効果を重視したい人は麻酔を利用してクリニックでの処方がおすすめです。

エステサロンとクリニックの違いを表にまとめて比較しました。

【エステサロン・クリニックの比較表】