脱毛は痛い?脱毛の種類別・部位別の痛みの強さと痛みを和らげる方法

脱毛の知識

無駄毛に悩んでいる男性で、脱毛を考える人は多いと思いますが、脱毛をしたいと思ったときに少し迷う理由として「脱毛は痛いというイメージがある」という痛さについての疑問ではないでしょうか?

そこで、メンズ脱毛の痛みについて

  • 痛い部位と痛くない部位
  • 痛みを抑える方法

を紹介していきます。

脱毛の種類によって異なる痛み

まず、脱毛は痛いというイメージがあると思いますが、本当に痛いんでしょうか?

脱毛は痛いです。しかし、脱毛の痛みは、脱毛の種類によって異なります。

主な脱毛には、3つの種類があります。

種類 施術場所 施術方法 痛み 効果
光脱毛 脱毛サロン 光を照射する 少ない 小さい(永久脱毛不可)
医療レーザー脱毛 クリニック 医療機関でのみ使用可能なレーザーを使用 強い 大きい(永久脱毛可)
ニードル脱毛 脱毛サロン・クリニック 毛穴に針を刺して電気を流す 最も強い 最も大きい(永久脱毛可)

このように、種類によって痛さは異なり、効果が大きい脱毛ほど痛みは大きくなっています。

 

痛い部位と痛くない部位がある

脱毛をする部位によっても、痛さが異なります。

部位によって痛みに差が出る理由

痛い部位と痛くない部位がある理由は、以下のような理由があります。

  • 手が密集している箇所はメラニン色素が多く、光や熱を吸収しやすいから
  • 神経や血管が集中している箇所は刺激に敏感で痛みに強く反応するから
  • 皮膚が薄い部位は刺激に敏感で痛みに強く反応するから

このような条件に当てはまると痛みが強くなり、このような条件に当てはまらない部位は痛みが少ないというわけです。

 

部位別の痛みの大きさ

では、脱毛で痛い部位と痛くない部位というのは、具体的にどこなのでしょうか?

各部位の痛みの大きさは以下のようになります。

※個人差があります。

【部位別の痛みの大きさ】

肛門周り 4.5
ビキニライン 4.0
性器 4.0
鼻下(ヒゲ) 4.0
あご(ヒゲ) 4.0
あご下(ヒゲ) 4.0
眉上 4.0
ワキ 3.5
手の甲・手指 3.5
ひざ〜足首 3.0
足の甲・足指 3.0
うなじ 3.0
背中 2.5
お尻 2.5
太もも 2.5
2.0
2.0
鼻毛 2.0
ひじ〜手首 1.5
二の腕 1.0
耳毛 1.0

※5が痛みが大きく、1が痛みが少ない

このことから、 VIOとヒゲの痛みがかなり強いことがわかります。

VIOとヒゲは

  • 手が密集している箇所はメラニン色素が多く、光や熱を吸収しやすいから
  • 神経や血管が集中している箇所は刺激に敏感で痛みに強く反応するから
  • 皮膚が薄い部位は刺激に敏感で痛みに強く反応するから

という脱毛により痛みを感じやすい特徴が揃っているためかなり痛いと感じやすい部位になります。

 

脱毛の痛みを和らげる方法

脱毛をしたいけど、「痛いのは嫌」「痛みに耐えられるか不安」という人のために、

脱毛の痛みを和らげる方法を紹介します。

日焼け対策をする

これは、脱毛を始める前にしておくことです。

照射による脱毛は、メラニンの黒色に反応するため、肌が日焼けして黒くなっていると肌にも反応して痛みを感じやすくなります。肌が黒ずんでいることで、照射の光やレーザーが分散されて効果も薄くなってしまいます。

また、日焼けは紫外線による火傷状態であるため、ダメージを受けて乾燥しています。

肌の状態がよくないと、肌トラブルを引き起こす原因にもなりますので、「脱毛を始める前」「脱毛中」「脱毛の後」は、しっかりと日焼け対策を行いましょう。

日焼けをして肌が黒くなっていると、そもそも脱毛を受けられない可能性があるため注意が必要です。

 

脱毛サロンの光脱毛で脱毛する

脱毛サロンで施術可能な光脱毛であれば、医療レーザー脱毛よりも出力が弱いので痛みも少ないため、痛みが心配な人は脱毛サロンで脱毛するのがおすすめです。

医療レーザー脱毛の痛みが耐えられなくて、脱毛サロンの光脱毛に乗り換えるという人もいるので、痛みに弱い人は、脱毛サロンの光脱毛から始めるのも良いと思います。

しかし、脱毛サロンで行なわれる光脱毛は、クリニックでの医療レーザー脱毛に比べて痛みが小さいぶん、効果も小さいので何回も通わなければ求める効果を得られないというデメリットもあります。

また、脱毛サロンの光脱毛では永久脱毛をすることができないので、永久脱毛をしたい人にとっては選択肢から外れてしまうでしょう。

 

医療レーザー脱毛で麻酔を使用する

クリニックでの医療レーザー脱毛は、脱毛サロンでの光脱毛に比べて効果が高く、「通う回数が脱毛サロンに比べて少なくて済む」「永久脱毛が可能」というメリットがあります。

永久脱毛したい人にとって、永久脱毛ができない脱毛サロンでの光脱毛は選択肢から外れるので、どうしても医療レーザー脱毛をしたいと考えると思います。

痛みに弱い人でも、クリニックは医療機関なので麻酔を使用してレーザー脱毛をすることが可能です。

医療レーザー脱毛で使用される麻酔は、主に「笑気ガス麻酔」と「麻酔クリーム」です。

コース料金以外に追加で麻酔料金がかかることになりますが、麻酔を使用することで痛みの強い医療レーザー脱毛ができ、高い効果を得ることができます。

 

生理前や生理中の施術を避ける

女性の脱毛する人は、生理前や生理中の施術は避けた方がよいでしょう。

生理日の前後は、ホルモンバランスが乱れ、感想や油分の分泌が多くなったりと皮膚が敏感になります。

そのため、通常時よりも痛みも感じやすくなり、毛嚢炎や皮膚炎などのトラブルを引き起こしやすいというリスクがあります。

特に、Iラインなどのデリケートゾーンは、通常時よりも不衛生になりがちなので生理中の施術は禁止しているサロン・クリニックが多いです。

女性の脱毛でもっともおすすめのタイミングは、生理後の1週間程度です。美肌作用のあるエストロゲンの分泌が活発になり、肌の水分量も多いのでトラブルが起こりにくくなっています。

 

体調不良時の施術を避ける

風邪による発熱時や睡眠不足、体調が優れないときは、身体の免疫力が下がっており、些細な刺激に皮膚が反応しやすくなっています。

風邪やインフルエンザなどの時に、身体がヒリヒリするなどの痛みを感じたりという経験をしたことがある人もいると思います。それは、体調不良で皮膚が敏感になっているためです。

体調不良時は、痛みを感じやすいのと、皮膚トラブルを引き起こしやすいというリスクがあるため避けた方がよいでしょう。

 

保湿をしっかりと行なう

肌が乾燥していると光や熱を吸収しやすくなります。そのため、施術時の痛みを感じやすくなり、照射時間が長くなるほど痛みの他に火傷の危険性も出てきます。

保湿することで肌のバリア機能が高くなり、熱や光の刺激から守り痛みを和らげてくれます。

また、肌状態が良いと、強い光やレーザーを使用することが可能なので、脱毛の効果が高くなるというメリットもあります。

脱毛中や脱毛の前後もしっかりと保湿ケアをすることが大切です。

 

脱毛の痛みまとめ

以上、脱毛の痛みと対策について紹介しました。

脱毛には、少なからず痛いが伴い、VIOとヒゲは特に痛みが強い部位になっています。

しかし、脱毛の痛みも対策することで和らげることができます。

痛みは個人差があり、サロン・クリニックの使用する機種によっても痛みは変わってきます。

痛みについて不安な人は、カウンセリングの際にしっかりと話を聞いて相談しましょう。

痛みについて過剰に心配する必要はないですし、痛みを乗り越えることでムダ毛の悩みを解消でされて快適な未来が待っています。

 

 

タイトルとURLをコピーしました